平成31年度(令和元年度) ご挨拶  校長 勝田  毅


 この度の人事異動で、今治南高等学校長に着任いたしました、勝田 毅(かつた たかし)です。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は大正15年に越智中学校として創立され、今年で94年目を迎える伝統ある学校です。本校のシンボルである時計塔は、校訓「鍛」、そして「共に創ろう誇れる南高」という理念の下、自らを厳しく鍛えることで、社会に貢献する人材へと大きく成長する姿を見守ってきました。それらをしっかりと受け継ぎ、生徒の皆さんが今治南高校で過ごす三年間、自分自身を大いに鍛え生涯の礎を築けるよう、私たち教職員は全力で支援して参りたいと思います。

 3月22日から浜松市で行われた第30回全国高等学校選抜ボート大会では、ボート部の皆さんが、女子ダブルスカルで第3位、男子舵手つきクォドルプルで第4位に入賞するなど、生徒は様々な場面でよく活躍をしています。そういったエネルギーの源は、やはり校訓であり、南高を元気にしていこうという生徒の気持ちであると思います。

 越南会の同窓生の皆様、地域の皆様、保護者の皆様に支えていただきながら、「鍛」の精神と、「共に創ろう誇れる南高」の理念を継承した教育活動を積極的に進めて参りますので、御理解と御協力をお願いいたします。
 

 



平成30年度 ご挨拶  校長 藤田 克昌


 本校は、大正15年に煙害賠償金を基に越智中学校として創立され、昭和19年に県立移管、県立越智中学校となり、昭和23年には愛媛県立越智高等学校、翌24年には今治南高等学校と、幾多の変遷を経て、本年創立93年目を迎えております。今治地域唯一の農業科を有する学校として、普通科を併設し、大正・昭和・平成の3代にわたり、地域振興と郷土の発展を担う人材育成に努め、各地・各界で活躍する2万5千余名の有為な人材を輩出して参りました。
 「Boys, be ambitious!」の精神は初代校長以来、脈々と受け継がれ、校訓「鍛」にしっかり生かされています。また、創立当時から建学の精神を伝えてきた「時計塔」も3代目となり、木造校舎の屋根高くより、学校の発展を見守りながら確かな時を刻み続けています。その凜とした様は、人としてのあるべき姿さえ示しているようにも思われます。
 前庭には校訓「鍛」の石碑があります。昭和55年に建立され、38年が経過しています。自らを知り、自らを鍛え、自らの力を高めていくことは、ある意味で「生きること」そのものではないかと思われます。鍛えるには、自分に内在する「無限の力」「本来の可能性」を引き出し、目標に向かって闘志を燃やして努力することが求められます。平成30年度の重点努力目標は「人格の向上を目指し、未見の我を引き出そう -学ぶ 鍛える 奉仕する-」といたしました。一人一人が自分の「未見の我」すなわち、もともと持っている無限の可能性を発見すれば、自分の心が変わり、その結果人生が変わります。そのような思いから、日々、文武の諸活動に励んできました。
 そして、平成29年度は、えひめ国体で、ボート競技少年男子舵手付きクォドルプル優勝、少年女子同準優勝、ボウリング競技少年女子団体及び個人準優勝、平成30年度は、全国高校総体で、ボート競技女子ダブルスカル準優勝、四国総体では、弓道競技女子団体優勝など多方面で目覚ましい成果を上げております。この春卒業した生徒が、アジアジュニアボート選手権大会に日本代表として出場し、男子舵手なしクォドルプルで金メダルを獲得いたしました。
 また、「文武の両立」を目指し、生徒の「思考力・判断力・表現力」を伸ばすとともに、世界で活躍している外部講師を招くなどして英語の4技能の向上等に努めています。 
 さらに、人権意識の高揚に努め、自己を認める「自己肯定感」や、他者を敬う「他者肯定感」を養う教育にも力を入れています。
 本校は生徒たちの大いなる自己実現、人生実現のため、また、地域活性化のため、「鍛」の精神を継承した教育活動を積極的に進めています。
 今後とも、本校教育に対しまして、御理解、御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。